看護師の仕事では、さまざまなスキルや経験を身につけられるのも魅力でしょう。
最も経験値が上げられるのは診療科だとされており、新人看護師の60%以上が診療科に配属されることを望んでいます。
診療科目によって身につけられるスキルや経験も異なるため、いろいろな経験を積みたい場合は複数の診療科目で働くのが理想的です。
診療科目で経験を積みやすいとされているのが消化器外科・消化器内科で、患者数も多く症例数も豊富なので知識を蓄積できます。
また、内視鏡治療に関するスキルや知識も身につきます。消化器外科・消化器内科は新人看護師に人気の高い診療科目となっています。
そして、脳神経外科・脳神経内科は高度な医療に身近に触れることができ、看護師として特別なスキルを身につけられる診療科目です。
そのほか、総合病院など大きな病院では定期的に勉強会が開かれており、自分が配属されている診療科目以外の知識を学ぶことも可能です。
研修制度が導入されているところもあり、働きながら看護師としてより高いスキルや知識を学べます。
看護師としてのスキルや経験が増えることは、キャリアアップはもちろん転職にも有利に働きます。
専門的な知識を身につけている看護師は引く手あまたです。
キャリアアップをすると給料も必然的に高くなるので、看護師として働くことへのモチベーションもアップするでしょう。
経験、スキルを得るためには、できるだけ大きな病院で働くのが得策と言えます。